CROSS TALK

スタッフ座談会

各施設のスタッフが
介護・看護の仕事について、
またそれぞれの職場について語りました。

施設長 大江さん勤務先:ベルデ星ヶ丘

平成17年3月入社

施設長代理 岩田さん勤務先:ベルデかの里

平成24年4月入社

看護師 清水さん勤務先:ベルデ岐阜中央

平成30年4月入社

ケアベルデのスタッフが語る
介護・看護の仕事観や職場の雰囲気について

介護の仕事に就いたきっかは?

岩田
初めての社会経験が介護という未知の仕事で、正直初めは本当にやれるのか不安はありました。でも前から興味があったこの介護をやってみたいと思い、高校卒業後に入社を決めました。
清水
私は看護の専門学校卒業後、短い期間ですが大きな病院に就職して、その後にクリニック(皮膚科)を経て、ケアベルデに入社しました。クリニックは年齢から性別までバラバラでいろいろな方がみえるんですけど、私は、年配の方と関わるのが楽しいと感じたことと、訪問看護にちょっと興味があって入社しました。
大江
私は長い期間フリーターをしていました。厨房での料理の仕事など、色々な仕事をしていましたね。それから祖父が認知症だったこともあって、以前から興味のあった介護の仕事をしてみようと思ったんです。
福祉の専門学校に通って資格を取得して応募しました。もしかしたらダメかもしれないけど、一度この業界覗いてみようっていう感じで始めた仕事ですが、今ではこの仕事が面白くて退け出せなくなったという感じですね(笑)。

大変だったこと、印象的だったこと

岩田
入社1年目の頃は、仕事もなかなか覚えれなく入居者様にも怒られることもあって、もう仕事をやめようかと悩んだ時期がありました。
大江
そういう時期をどうやって乗り越えたの?相談できる人とかいたの?
岩田
施設長にいつも相談にのってもらってました。施設長に相談できてなかったら、やめてたかも知れないですね(笑)。慣れるまでは入居者様とも職員とも上手くコミュニケーションを取ることが難しく大変でしたが、皆に支えられながら何とかやってこれました。
清水
私は大変だなと思ったのは、やっぱり50名近く入居者様がいるので、それぞれの入居者様のことを知るということが、ものスゴく大変だなって思いました。病状だったり、性格とか、こだわり、それぞれ皆さん生きて来た環境も違うので、関わり方が難しいなと感じましたね。あとは、認知症の方が多かったり、自分からあまり発言されない方もみえるので、言葉だけじゃなく、表情だったり、動作だったり、いろいろなところから情報を拾うというのが難しいと感じましたね。
大江
そうですよね。僕も最初戸惑いがありました。僕の場合は、祖父が認知症だったので、ある程度わかっているつもりでしたけど、それでも難しさはありましたね。例えば手が出てしまう人がいるとか、話が上手く通じないこともありますし。
清水
でも、ちょっとづつでも、例えば、どういう風に伝えたかったというのが、受け取ることができると、ちょっとづつ信頼関係ができてきて、いろいろ話してくれたりとかして、そういうことがあると嬉しいなと思いますし、沢山いろいろな話をしてみて、もっと入居者様のことを知ることができたときに、すごく楽しいなと思うようになってきましたね。
入居者様に体調不良(エラいとか、痛いとか)の報告を一番に受けた時に、すぐに対応しないといけないですけど、入居者様のいろいろな訴えがある中で、どう動いたらいいのか、一番最初に対応するのが私なので、その判断は今でも大変ですし、緊張しますね。
大江
先生が常にいるわけじゃないから、そんなときは大変だよね。
私も普段あまり笑わない入居者様が笑顔を見せてくれたときとか、昔の話ですとか、少し深い話をしてくれたり、話に共感したりすると、普段の接し方よりも深く関わってくださるというか、こちらにも興味をもってくださる時は嬉しいですね。

介護を通じて成長を感じたこと

岩田
昔は仕事が覚えられずよく泣いていました。でも少しづつ時間にゆとりが出来て入居者様に対して「こうしてあげたい」という気持ちが生まれ行動に移したり、それを他の職員にも自分の意見として伝えることができるようになりましたね。
大江
介護の仕事を始めた頃に施設長に言われたこととか、当時は分からないんですよ。その時は分かった気でいるんですけど、分かってなかったんですよね。今、施設長代理という立場ですけど、今になってようやくその当時に言われたことが分かってくるんですよね。そんな時に嬉しいというか、自分なりに成長を実感することができますね。
毎日同じ仕事を繰り返してきましたが、それを何百日と続けてきたことで、様々な経験値が上がったこと、職員に自然といろいろなアドバイスできるようになりましたね。
清水
1年目の時は先輩になんでも聞いて、こうした方がいいよと言われたまま仕事をしていましたが、2年目以降は少しでも自分で思ったことは、自分の意見を持って先輩に相談するようにして、前よりは自分で判断して行動できるようになりましたね。あとは入居者様に相談されることが前より増えたんですが、普段から些細なことでも声をかけることで、話しやすい環境をつくることができるようになったかなと、自分の仕事以外で少し余裕をもって勤めることができるようになったかなって思いましたね。

職場の雰囲気

岩田
皆が入居者様にとって良い介護をしようと働いています。
全員が同じ気持ちでいることは難しいけど、思いの強い人たちが沢山いるので同じ方向をむいて介護を出来ているかと思います。
清水
看護師と介護士は業務が違うので、それぞれの仕事をしているとお互いの困ったことが分かりにくいんですが、最近はそれぞれの仕事の連携がとれてきて、お互いに困ったことを相談したり、誰にでも声をかけれる環境ができてきて働きやすいなと感じています。
大江
もちろん、いい時も悪い時もありますが、そこは僕の立場ですと、よりいい空気感になるよう気をつけていますね。僕からの影響を含めて、職員にプレッシャーを与えすぎても、介護の質は良くなるかもしれませんが、モチベーションとか仕事への意欲も削がないように気をつけていますね。

これから介護の仕事に就こうとう考えている方へのメッセージ

清水
介護の仕事の魅力は入居者様がどういう人なんだろうと興味をもって関わることができる楽しさですね。最初は上手くコミュニケーションがとれない方でも、関わるうちに、こういう人なんだ、とわかると、楽しい仕事だなと感じると思います。誰か一人にでも入居者様に必要とされるとやりがいを感じますね。
岩田
最初の1年は仕事を覚えるのに必死な時期で、2年目に入ると仕事がわかるようになってきますね。3年目くらいになるともう少し余裕がでてくるようになってきて、自分で考えて行動したことで入居者様が喜んでくれたときに仕事の楽しさを実感します。介護ってすごい大変なイメージあって、実際最初は大変なこともありますが、続けていく中で沢山いい部分に気づいてくると思います。
大江
この仕事は今までの仕事で培った経験が必ず活きてくると思いますね。
僕のやっていた料理の経験もそうですし、喋るのは得意な人だったら、入居者様とのお話する時に活きますしね。仕事以外でも何か好きなことでもいいんです。例えば、カメラが好きな職員がいるんですけど、プライベートで撮ってきた写真を施設内の掲示板に貼るんです。そうすると入居者様がとても喜んで見てくれるんですよ。もちろん介護の経験のあるなしも大事だとは思いますが、前職で何をやってたにしろ、そこで得た経験が活かせる仕事かなと思いますね。仕事以外でも子育て経験のある方だったりとか、長いこと旅していたパックパッカーでも(笑)。何かしらのひと塊りの経験値がある人であれば、この仕事に活かすことができるんじゃないかなと感じますね。自分だけでなく、他の職員を見ていても。
だから、興味があれば一度この業界に足を踏み入れて欲しいですね。

一緒に働ける日を楽しみにしていますよ(笑)

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